分相応の時計はどのくらいの時計

相応しいものを選ぶこと 高価な時計をいつでも買える方は、今回のお話とは無縁の方ですが、もし一生に一度の贅沢でとか、一生ものとして買おうとか、そのような理由で時計を買おうとしている方がいらっしゃいましたら、私の失敗談を参考にして、買われるとよいかと思います。私は、結婚式の結納返しで時計をいただきました。当時30万円位のスイス製の有名ブランドでした。給料15万円程度の当時の給料の私が身に着けるものではなかったと思います。しかし、私は仕事に行く時、いつも着けていました。今、思うと特別な時だけ、または仕事には着けるべきではなかったと思います。

当時、まだ若手社員の私は、作業も多く、あるときその時計のガラス面をぶつけてしまい、一部が欠け破損しました。そこで、修理の見積もりをしてもらうと、ガラス交換で5万円ということでした。そこで、修理を諦め、以来10年間以上も数千円の安いモノを使うことになりました。大事な記念品はそのまま、眠ることになったのです。

今の職場でもその事を意識しながら仕事をしています。どんなに時間があって周りが怠けていても、私は時計と競い合いをしています。よく他の人からは動きが速い!と誉められますが、私は当たり前の事だと思っているので、嬉しいと舞い上がる事はありません。それよりも、他の人も仕事中だけでも私のように無駄なく動き、仕事に集中して欲しいと思います。

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